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2014年11月 1日 (土)

兼六園の雪吊り

今日から11月、北陸の風物詩の一つ、
雪吊り」が兼六園で始まりました。

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雪吊り」とは雪の多い東北地方や北陸地方などで冬季、
雪が付着して樹木の枝が折れないようにと、縄で枝を
保持することで、兼六園の雪吊りが代表的とされ、
兼六園での作業は降雪期前、毎年11月1日に始まり、
12月中頃まで行われます。

兼六園の雪吊り作業は園内随一の枝振りを誇る
唐崎松(からさきのまつ)」から始められ、
毎年ニュースで報道されるのですが、

 生憎今日は朝からの雨で低い樹木から始められ、
 唐崎松の雪吊りは11月4日の予定に・・・

という事で?晴天だった2011年11月1日の様子を。 (^_^;)

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  唐崎松 高さ 9.0m、枝張り 20.0m、幹周り 2.6m

作業は9時から開始され、唐崎松には「雪吊り」の
代表的手法「リンゴ吊り」が施されます。

リンゴ吊り」は収穫前のリンゴの枝が折れないようにと
吊り支えた事に始まり、芯柱を立て、その先端から放射状に
多数の藁縄を張り、それぞれの枝に結んで吊る方法で、
唐崎松には5本の芯柱が使われます。

 縄を張る作業は11月1日からですが、芯柱などを立てる
 作業自体は10月から行われています。

雪吊り作業は兼六園の庭師を中心に委託業者を含め
期間中、延べ約500人体制で行われているそうです。

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最初に最も高い16mの芯柱から作業が開始されます。

 それぞれの芯柱には50~200本の藁縄(荒縄)が
 取り付けられており、唐崎松では総数約800本が
 使われるそうです。

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芯柱の先端に登り、巻いてある縄を解いて、

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数本ずつを手繰り上げて巻き取り、

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下方へと投げ渡して行きます。

最初の一投目が投げられると、周囲の観客から
一斉に拍手が起こるのもお馴染みの光景。 (^_^)

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芯柱に登っている庭師の方は一本の作業を終えるまで
ずっと柱の上・・・

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高い所の苦手な私は登る事はもとより、こんな所での
長時間の作業なんてとても出来そうにはありません。 (>_<)

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   放射状に美しく張られた吊り縄

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     下から見るとこんな感じ

園内で「リンゴ吊り」の雪吊りが施されるのは
唐崎松を始め54本。

雪吊りの手法には「リンゴ吊り」の他にも数種類があり、

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         「三つ股絞り」

兼六園内では総数約800本に雪吊りが施され、
使われる藁縄の総重量は4トンにも及ぶそうで。

園内の雪吊り作業は11月1日に始まり、翌年の3月15日頃から
1週間ほどで外され、唐崎松が最後に外されて春を迎えます。

日中の雪吊り姿も良いですが、

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          2011年撮影

年内では最後となる兼六園の秋のライトアップ。

ライトアップ ~秋の段~ 今年の開催予定は

  11月21日(金)~30日(日) 17:30~21:00

「雪吊り」は兼六園だけでなく街路樹や、県内の家庭でも
庭師の方に頼んで来て貰ったり、ご自分でされていたりして

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立派なものを目にする事が出来ます。

TVや新聞で兼六園の雪吊りが始まったというニュースが
取上げられると、

 「もうそんな時期かいね? そろそろ冬支度の準備
  せないかんねぇ~」

といった会話がアチコチで。

ちなみにコチラの家の庭の手入れはワタシの役目でも
あるので、

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無くなった親父が大切にしていた、前庭のこの1本の松
「だけには(笑)」ワタシが雪吊りを・・・

「横竹吊り」の変形のような全くの我流でMaverick流?

     今年も雪が来るまでに吊ってやらないと ...(^_^;)

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