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2010年9月23日 (木)

十六夜月

昨夜の金沢は残念ながら「雨月無月」となりましたが、
今日の午後からは雨も上がって雲が多かったものの、
何とか月見撮影が出来そうになったので、兼六園での
観月会「中秋の名月鑑賞の夕べ」へと出掛けました。

    2010_09_23_01
           兼六園 眺望台にて

兼六園と金沢城公園内それぞれで観月コンサートが開かれ、
また観月飾りが置かれます。

今夜の観月コンサートは、
 兼六園は時雨亭にて「二胡」の演奏、金沢城公園では河北門
 「金沢サクソフォンアンサンブル」による演奏。

観月飾りは、
 兼六園は時雨亭眺望台に、金沢城公園では五十間長屋
 となっていました。

時雨亭で観月飾りと月を一緒に撮るのは出来ないだろうと思い、
眺望台の方へと向かい、目的の場所に着いてみると ...

               えっ?

    2010_09_23_02

確かに眺望台のベンチの上に、観月飾りは置いてあるものの、
傍らの離れた所の街灯が点いているだけで、観月飾りを照らす
ための灯り等は一つも置かれていないじゃん! (>_<)

周囲の暗闇に目が慣れていないと、観月飾りが置かれている
ということに気付かずに通り過ぎてしまう人も ...

幸いにも?私は兼六園のライトアップ時等、自転車で夜間の撮影に
来る時には、懐中電灯代わりに自転車のライトを外して持ち歩く事に
しているので、それを照明代わりに使って撮影したのが一枚目です。

    2010_09_23_03
           内蔵ストロボ併用

ストロボを使ってもイイんですが、平坦で味気ない絵になって
しまうので、あまり好きじゃないんですよね~。

 私が自前のライトで照らして撮影している時に、
 便乗して撮っているチャッカリさんもいましたケド。 (笑)

たまたま通り掛かったスタッフの方が「どうでしょうか?」と
話しかけて来られたので、

写真撮影のための照明という事は別にしても、これでは
観月飾りを目当てに観に来られた方だって判りませんから、
次回は観月飾り用に灯り等も置いてくれるようにと、
進言させて頂きましたが ...

暗がりに飾り付けを置くならば、照らすための灯りも用意する
というのは、普通の事だと思うのですがねぇ。 (苦笑)

金沢城公園へと移動して、

    2010_09_23_04
         石川門 枡形内より撮影

露光時間を長くしているので、月と雲が滲んでしまいます。

    2010_09_23_05
      今年、復元完成した河北門を前景に

照明塔の光条と、流れる雲に映った月の輪を捉えようと、
スポット測光で撮影したら、月自体もスポットライトのように
光芒を持って輝いてしまいました。 (笑)

中秋の名月(十五夜)は昨日ですが、実際の満月は今夜、

2010_09_23_06
            石川橋上より撮影

満月時はクレーターなどの陰影がはっきりとは出ないので、
デジ一眼でもコンデジでも写りにそう変わりは無いようですね。

次の名月は十三夜で、今年は10月20日 ( ※ 満月は23日)

  十五夜の月見の風習は中国から伝わったもので、
   十三夜の月見は日本で生まれた風習だそうです。

十五夜と十三夜は同じ場所で観月する事が良しとされ、
江戸時代の遊郭では、一方の月見しかしない客は「片月見」
または「片見月」といわれ、縁起が悪いと嫌われたそうで。

...これって二度足を運ばせるための営業戦略ですよね。 (^^ゞ

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コメント

1枚目、素晴らしいですね、アナログなHDR的な:)
デジタル処理のHDRも面白いけど、やっぱり撮りっぱなしが理想ですし、しかも自転車のライトとは。。。
恐れ入りました:)

月は意外と速く移動していくから難しいですよね、
山岳系の夜景でも、月をどう処理するかが非常に難しいとか。
ああ、やっぱり夜景を撮りに行かなくては。。。:)

投稿: GS | 2010年9月24日 (金) 23時08分

■ GS番長さん

GSさんからお褒めの言葉を頂き、嬉しい限りです!

GSさんならば画像をご覧になってお判りかと思いますが...
本当はバルブ撮影をしたい所なのですが、残念ながら
S5ISにはバルブモードが無いので、ISOを最低の80にして
シャッター速度優先モードでの最長15秒に設定。
自転車のライトといってもそれほど広範囲は照らせませんから、
シャッターの開いている15秒の間にライトを動かしながら
観月飾りの照らしたい部分に当てて撮影しています。(笑)

> HDR的
私はHDRをまだ実際に使ったことは無いのですが、
これは私の想像なんですが...
S5ISの手ブレ補正はレンズシフトの光学式ですが、
処理エンジンのDEGICには光学式を補うために
電子式処理的要素も含んでいるのではないかと。

そうであれば長時間露光の場合バッファ内のデータは、
撮り始めと終わりでは当然露出も大きく違って来ますから、
DEGICが手ブレ補正としてバッファリング・データの合成処理をして
最終的に記録した結果、HDR的な絵作りとして現れた?
のではないかと。(^^ゞ

投稿: Maverick | 2010年9月26日 (日) 21時21分

いえいえ、初見では『さりげないスローシンクロ?』と踏んでおりました
まだまだ読み解く力が足りませんね:)

なるほど、確かに内部処理の影響もあるかもしれませんね
最近のカメラはお節介焼きだし:)

いずれにしても、主役は露光時間中にライトを動かしていたMaverickさん
しかも自転車用のライト:)つくづく脱帽です。

投稿: GS | 2010年9月30日 (木) 05時37分

■ GS番長さん

この小ワザ、長時間露光撮影の時は勿論ですが、
ストロボを使わずにチョッと照明を当てたい時など
結構重宝する場面が。(笑)

投稿: Maverick | 2010年10月 1日 (金) 21時15分

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